平成17年人口動態統計によると、男の45歳から89歳まで、女の35歳から84歳までの死亡原因のトップは悪性新生物(癌)です。
臓器別癌死亡の内訳は、胃癌が男女とも2位、大腸癌が男4位・女1位、肝および肝内胆管癌が男3位・女4位で、乳癌が女の5位で、全癌死亡におけるこれら4つの癌(4C)死亡の割合は、男では62.7%、女では58.0%となっています。
これらの癌については既に、早期発見のための有効な検診・画像検査があったり、発癌の高リスクとなる患者背景がかなり解明されたりしています。また、これらの癌は、早期に発見されれば、内視鏡、縮小手術などにより、術後の機能を温存した状態で完全に治すこともできるようになりました。しかしながら、残念なことに癌が進行した状態で受診される方々を今までに多く経験してきました。
あなたは、「調子が悪いけど、以前に受けた検査がつらかったのでもう受けたくない」「要精査の連絡が来たけれど、忙しくてついつい検査を受けていない」「心配だけれど、なんとなく恥ずかしいので病院に行ってない」といったことはありませんでしたか?
私達は専門性を生かした上で、これら4つの癌(4C)の早期発見・予防のため、以下の取り組みを行うことにしました。
今、生活習慣病が問題になっています。「過食」や「運動不足」からの「内臓肥満」が様々な病気に関係し、現代人の死亡率を高めています。
私が大学病院で係わっていた肝臓疾患の中にも、肥満が病気の原因になったり、進行の要因になったりするものがあるため、以前から食事・運動指導を行ってきました。また、一般病院派遣中には、糖尿病、高血圧、高脂血症の方々への指導も行い、それなりの成果をあげてきましたが、やはり生活習慣の管理というものは非常に難しいものだと実感しています。
私の出身の長野県は、全国的にも長寿の上、高齢者医療費も低く抑えられています。長野県で地域医療に従事していた時に感じたのは、保健啓発活動による健康意識の高さです。かつては脳卒中による死亡が全国トップクラスだった長野県がここまで来たのは、「血圧が高いのは良くない」「塩分の取り過ぎは良くない」といった当たり前のことを認識し、地道に生活習慣の改善を実践するようになったからです。
私も10年までタバコを吸っていました。禁煙には何度も失敗しました。禁煙に成功した後に、今より10㎏以上太ってしまいました。減量も思うようには進みませんでした。それでもメタボ体質を脱却し、自分の目標を達成できたのは、「それなりに頑張った」ことと、すぐに効果が現れなくても「あきらめずに継続」できたからだと思っています。
生活習慣病を治すために必要なのは、やはり「生活習慣の改善」です。ちょっとだけ「食事の量を適正にする」こと、「運動の習慣を持つ」ことが必要です。『自分の健康は自分で守る』という意識を持ち、行動を始めることが必要です。生活習慣が変われば、外観だけでなく内面も変わります。体調が良くなり、積極的に人生も楽しめます。私達は、皆様により健康で充実した人生を送っていただくための手助けをしたいと考えています。
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